「JAVASCRIPT」 let と var の違い
let と var の構文は同じで、変数を定義できるという点でも似ています。
では、どこが違うのでしょうか?
答えは、変数の有効範囲にあります。
let の方が有効範囲が小さいのが特徴です。
例
var x = 1;
if (1) {
let x = 2;
console.log ( x ); // 2を表示
}
console.log ( x ); // 1を表示
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このように、let と var を使い分けることによりよりスマートに書くことができます。
もっと詳しくしりたい!
という方は、変数のスコープというキーワードで検索してみてください。
じつは、もう一つ異なる点があります。
それは、再宣言できるかどうかです。
再宣言とは、変数を定義した後で再度同じ変数名で変数を定義することです。
let では、再定義することができません。
例
var x = 1;
var x = 2 // 変数名xで変数を2として、再定義
let y = 1;
let y = 2;// Uncaught SyntaxError: Identifier 'y' has already been declared
となり、エラーが表示されてしまいます。